詳細を書くと特定できるんで、地名などは伏せる
実話だけど創作話というスタンスで聞いてほしい

俺だ

女「私キレイ？」
俺「うん」
女「（マスクを取って）これでもか？」
俺「きゃー！」

学生時代カメハメ派を出せる人がいたけど恐かったよ
本人的には本当に出てるらしいんだもの

俺なら地名や詳細をそのままで中身をフィクションにして話すけどなあ

わくわく

当時私は17歳で、違法店に勤務する真性DQNだった
田舎町で繁華街といってもクソみたいなキャバクラ数店舗か、閉まりかけのバーか、しょうもないホストしかいない街だったけど
そんな街のとある一角にある店に働いていた
身分はオーナーしか知らず、客には適当に歳を伝えた
私服警官なんていなかったと思うけど、万が一客に突っ込まれた時の為カウンターの裏に干支の早見表があった
スタッフはほとんど18歳未満

というか、18歳になればどんな店でも働けるし、18歳で卒業という風潮もあった。みんなそれまでの小遣い稼ぎとして働いていた

当たり前だが同年代の高校生より数倍稼ぎは良かったし、ミテコを卒業しても続けていようかなと思った
客に高校の教師が来たこともあったが、ほとんど行ってなかったのでどうにかバレずに済んだ
まあ、そんなこんなで週6日勤務でせっせと働いていくなかで
店に愛着が湧いて来た。いっぱしに客を呼べるようになった頃、オーナーから二人で話しがしたいと持ち掛けられた
あと半年で18だったし、身分証持ってこいとかそんな話かなと思った

ミテコってイタコの仲間か？

オーナーは自称暴力団員だったが、ただのチンピラだったし、ノルマにいちいちうるさく、神経質なただのオヤジという印象
正直嫌なイメージしかなく、気が乗らないまま居酒屋へ行った
普段は馬鹿には安酒がお似合いだとクソ不味いチェーン店しか連れて行ってもらえなかったが、この日呼び出されたのは高級割烹の個室、しかも最奥の部屋
嫌な予感しかしなかったが仕方なく腰をおろして話をした

その怖い人ってのはオーナーのことなのね？
犯されそうにでもなったのか？

小説じゃあるまいし、なんか余計な説明多すぎない？
安酒がお似合いとかどうでもいいような

稼ぎがよかった自慢から俺は察したぜ
いいじゃないか雰囲気作らなきゃ話しきれないことってあるさ

最初の10分くらいは、最近頑張ってくれてるだの、どんな客が来るかだの、お前は一番の売れっ子だだの、店の近況を聞いて来たりベタ褒めしてきたりで落ち着かなかった
客に怖い人(組員)は来るか、と書かれた時に正直に答えると
名前はなんだとか、顔はどういう、身長はどんなとか食いつきが凄かった
まあ自分の客でもあったので全部話したんだが
それを言った後オーナーが難しい顔をして黙り込んだ

オーナーは命狙われててトカゲの尻尾切りで主の上司生贄にしたんだな

風呂入ってこないと

割り勘要求されたのか？

文体が男っぽいけど、まあそこは突っ込まずにおこう

実はお前に仕事を頼みたかったんだと、やっとこんなところに呼び出した主旨を話しはじめた
話の概要は、要するに、私が金持ちのボンボン相手に寝て、オーナーが父親役で相手を恐喝し、取り分を3人で分けようという話しだった
3人？私とオーナーと、残りは？と思ったがすぐ判明した。1人、サラリーマン風の優しそうなおっさんが個室に入って来たからだ

詳細を思い出しながら書くとつい要らん部分まで入ってしまうな
なるべく簡潔に書くよ

美人局やん

断わりにくそうだな

ヤクザが暴走族総長にステーキを奢るみたいだな
極道ステーキは確かヤクザへの登竜門の儀式みたいなもの
3000円位する牛のステーキを食え、食えって羽振りよく振る舞い
オメーみてーなのほっとけなくてよとかほざいてマウントを取りにかかる
これで恩ができるから非合法な上下関係が成り立つ

誰やこのおっさん、と思ったけどこんな話しに首突っ込んで共謀者になるなんて絶対にロクでもないと、あまり口をきかないようにしていた。
ところがそのおっさん、人当たりの良いこと
よく喋るし物腰も柔らかくオーナーよりずっと話しやすい
油断してくっちゃべっていたらオーナーが苛つきはじめた
「やらないなら、後は分かるよね？」と
店には残れないし、なんなら警察に突き出してやってもいいんだよと。
この時点で小心者の私はそれはそれはビビってしまい
大人になった今ではどう考えてもオーナーの言ってる事がおかしいしそんなことしたらお前もろとも捕まるぞとも思えるけど
当時は脳みそ足りてないただの子供、二つ返事で了承してしまった
サラリーマン風のおっさんだけ、「一緒に頑張っていこうね～」とにこやかに話しかけてくれたのが印象に残っている

そんな私も今は２児の母

インテリ眼鏡優男ヤクザ
家事も仕事もなんでもできて洗い物をしながら娘を学校へ送り出す
いいよね

おっさんとも連絡先を交換して、その日は解散した
また後日決起集会を開くとのこと
解散後にすぐおっさんから電話が来て、また店に来る客の話を聞かれた
一通り伝えた後、なんで2人とも客の事を聞いてくるのか尋ねたら、そっちの筋の人が私の客に居るのであれば、自分の身分より上か下かを判断したい、と
下ならば問答無用で作戦決行、上ならば話を通しておかないとという事だった
あえて聞かなかったが、おっさんも暴力団員だった。おっさんも、というかオーナーはただ自称しているだけだったけど、この話を聞いて改めて、この作戦を受けた以上もう普通に店で働くことはできないんだなと思った

そんなこんなで作戦当日
結局私の客は自分達より身分が上だったのか
「失敗しても交通費はあげるから、店の客にもキャストにもこのことは他言は絶対にしないでね」ということだった
よく分からないけどこんな事言えるわけねえだろと思いながら新幹線へ
県を３つ跨いでの作戦は奇しくも成功してしまった

相手と寝た日以降、食欲が無く全く眠れない日が続いた
仕事に行って、帰ってきて、ご飯を食べるルーティンの中で
あの人はどうなってしまうんだろう、私のせいで殺されたらと色々と考えまくった
残念ながら本当に馬鹿な私には自首という選択肢は無かった
一週間後にまた呼び出され、オーナーから茶封筒を渡された
思ったより薄くて、取り分の計算間違ってないかと思ったけど
そんな事を言える雰囲気では無く
結局私が貰えたのは3万だけで、おっさんの茶封筒は10㌢くらいあった。
なぜかオーナーの茶封筒は見当たらなかったけど、不機嫌そうなのでそれ以上話しかけるのもやめた

何がこわいのかはこれからなはず
わくわく

寝た相手のその後も知らされないまま、それから2ヶ月は普通に働いていた
ある日突然オーナーからまた呼び出しを喰らい、もういい加減にしてくれと思ったが、いつもと違いかなり焦っているようだった
どうやら恐喝及び暴行はオーナーの下っ端にお願いしたらしく(この日まで知らされてなかった)そいつと連絡が取れないとのこと。
お前は携帯を捨ててどこか遠くへ逃げろと、途方も無い事を言われて、緊張と焦燥で吐きそうになった
はい分かりましたと携帯を捨てられるはずもなく、明け方まで友人に相談しながら、次の日は一睡もせず、仕事も行かずに家で過ごした

何処か遠くへ逃げろ！

2日後の早朝にドアをドンドン叩かれた
こんなところで思うのも変だけど、一人暮らしで良かったと心から思った
心臓のあたりが痛く、ドアを開けるとスーツ姿の男性が2人で立っていた
俗に言うおはよう逮捕というやつで
ドアを開けたらその場でガサ入れされ、携帯は没収された

ガチっぽいな、ワロタ

○○県警の～みたいなことを言われた時に、なぜうちの県じゃないのかと聞いてみたら、犯行が行われた場所の管轄によって変わるらしい。
取り調べ場所はこっちの警察署でやるらしく、「場所をお借りしてる立場だから長居するのも嫌なんだよ、手短に終わらせてね」と笑われた
そこから5時間、お茶すら出してくれないまま取り調べをされた
もう完全にどうでもよくなり、全部ベラベラ喋った
ただ、働いていた店の事は絶対に話してはいけない気がして、オーナーとはナンパで知り合ったと嘘をついた
携帯のデータをくまなくチェックされてるだろうし、嘘なのは明らかだったけど、その辺はどうでもいいのか、嘘のまま突き通せた

怖いのは誰なん？間抜けな話なだけ
警察を使える側の人間に手を出すヤクザがあるか

思ったよりつまらなかったわ残念

ドラマでよく見る、犯人の写真何枚か出されてこの中に犯人はいるか？みたいなのもやった。
オーナーの写真もあったが、びっくりすることにおっさんの写真もあった。
それらを指差している写真を撮った後、おっさんについて何か知らないか聞かれた。
ここで気が付いたがおっさんは私になんの情報も与えていなかった。教えられた名前も偽名だったし、歳も、どこから来たのかも知らなかった
本当に何も知らないと言うと、あまり関わらなくて良かったね、ここで逮捕されていて本当に良かったと刑事が2人して言うものだから、何を知っているんだろうと疑問に思って、何者なんですかと聞いてみた

最初に書いたやり取りでおっさんを勝手に暴力団員かと思っていたが、違ったみたいだ
刑事2人は言葉を選びながら話してくれた
マル暴といわれる課では結構な有名人だということ
どこにも所属していないから足が掴みづらく、拷問を生業にして、裏社会でひた暮らしている事
確信的な証拠はいつも完璧に隠滅されている為、彼を引っ張るにしてもせいぜい5年くらいが精一杯な事
オーナーの下っ端がボンボンを殴り、鼻を骨折させ、おっさんは足の爪を3枚剥いだこと
拷問に使ったであろう道具は押収できなかったこと
おっさんの罪状は暴行罪で、すぐ出てくること
ボンボンは現在も入院中であること
あと、何故か私の住所を把握していて、出てきたら必ずそこに行くと言っていたこと

それから私は、密室で脅され正常な判断ができない環境におかれていたとして、罪は最大限に軽くしてもらった
取り調べ後に携帯はすぐに帰って来たし、家は半年後に解約するつもりで、県外に飛んだ
県内に居れば何をされるか分からないし、もうあの街に居たくはなかった。
1ヶ月おきにその家に帰り、荷物を少しずつ運び、引越しの準備をしていた頃、ポストに白い封筒が書いてあった
達筆な字で書かれた手紙の最後に、おっさんの名前が書かれていた
また必ず居酒屋へ行こう、花見もしましょう、
元気に会えるのを楽しみにしていますとの内容だった
えずきながら読み終え、駅のゴミ箱に捨て、もうその家には二度と行くまいと決めた

偉そうに審査員気取りしてるお前らに言うけど、実話はこんなもんだぞｗｗｗ別に小説にしようって訳じゃ無いんだから、こんな駄スレで審査員すんなｗｗ

知らない人が想像したらそんな感じなんだろうなって突っ込みどころが多数あんだけど
これは創作だとか真実とはちょっと変更してるとかで済ますべきなのか？

普通にゾッとする話だ
人当たりがいいってのがまた怖い

どうみても男の文章だからこれ
女はこんな風に書かない
これは絶対言える

優しそうなおじさん紹介して

正直どの辺が怖いのか分からない…

今は武闘派とかどうしてるのかね

優しいおじさんいつか訪ねて来そうでこわい

オーナーからは10kg痩せたと手紙が来てたな
甘いものがたらふく食べたいと

終わったかな？
気になる点をいくつか

２日で踏み込むのはかなり異例なくらい早いけど、あなたの罪は何だったの？児童うんぬん？

手紙はどこに来たの？新しい住所？

罪は軽くってことは取り調べ後、起訴はされなかったってこと？

未だにオーナーと手紙でやりとり？
ふーむ

創作判定したい勢は良く読みもせずに本当にくっだらねえ質問するなあ
そんなもので言い負かした気になれるんだからおめでたい奴らですな